手放しでChatGPTを活用する――Advanced Voice Modeのすすめ

次々に新しい機能をリリースするChatGPTに、また一つ強力なツールが追加されました。
今回の追加機能は「Advanced Voice Mode」というもので、自然な会話を実現するモードです。
最近、Plusユーザーであれば利用できるようになりました。

ChatGPTは以前から音声での対話が可能でしたが、この新しいモードでは精度がさらに高まっています。
日本語でも利用でき、そのイントネーションもかなり自然で、ほとんど違和感がありません。
「電話の向こうに日本語が達者な外国人がいる」と言われたら騙される人がいると思えるほど、自然で人間的な対話が可能です。

公式アプリの右下にあるボタンをタップすることで、このモードを開始することができます。
このモードを使用するには、モードを開始した後、ただ話しかけるだけです。
話すときに何かしらボタンを押す必要はなく、どのタイミングでもChatGPTに話しかけると応答が返ってきます。
ミュートボタンが用意されており、話しかけていないときにはミュートボタンを押しておけば、ChatGPTが意図せず反応することを防げます。
会話の履歴は、通常モードと同様にテキストとして保存されます。

この機能はさまざまな場面での利用が想定できます。
以前、ChatGPTを使って散歩中に文章作成ができると書きました。
この新しいモードではスマートフォンの画面を見ることなく、ChatGPTと会話しながら考えを深めることができます。
だから、散歩中だけでなく、たとえば、車の運転中やランニング中、料理中、さらにはお風呂に浸かりながらなど、さまざまな場面での活用が考えられるでしょう。

アレクサやグーグルネストなどとも一線を隔す高い機能の対話が可能です。
ぜひ試してみてください。

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