ChatGPTを使えば外国語を学ぶ必要が減るということを書きましたが、外国語を学びたいときにもChatGPTは大いに役立ちます。
気軽に「~~は英語で何と言いますか?」のような質問をしてもいいですし、GPTsを作成するのもいいでしょう。
私は以下のようなGPTsを作成して利用してきました。
- 特定の分野の単語を4択で出題するGPT
- 空欄補充問題を出すGPT
- 外国語作文を添削するGPT
今回、一例として、和文英訳のGPTsを公開してみました。
以下のURLから利用できます。
https://chatgpt.com/g/g-wbCtGCftR-he-wen-ying-yi-lian-xi-gpt
以下のような感じで使えます。
ユーザー
練習を始めます。
GPT
テーマを指定してください。
ユーザー
ホームステイに来た外国人学生をもてなす
GPT
では、ホームステイに来た外国人学生をもてなすテーマで和文英訳の問題を出題します。
問題:
「私たちの家へようこそ。何か質問があれば、いつでも聞いてください。」
英訳を入力してください。
ユーザー
Welcome to our home. If you have any questions, please feel free to ask whenever you want.
GPT
素晴らしいですね。全体的にとてもよくできていますが、少しだけ自然な表現に調整するとより良くなります。
添削:
「Welcome to our home. If you have any questions, please feel free to ask at any time.」
「whenever you want」も間違いではありませんが、「at any time」の方が少し自然に聞こえる場合があります。
次の問題に進みます。
問題:
「今日はあなたのために特別な夕食を用意しました。」
英訳を入力してください。
ユーザー
We made a special dinner for you today.
GPT
とても良いですね!意味は完全に伝わっていますが、より自然な表現として少しだけ修正します。
添削:
“We’ve prepared a special dinner for you today.”
「made」も正しいですが、「prepared」の方が少し丁寧なニュアンスになります。
次の問題に進みます。
問題:
「あなたが日本の文化に興味を持ってくれて嬉しいです。」
英訳を入力してください。
ユーザー
We are glad that you are interested in the Japanese culture.
GPT
とてもよくできています!少しだけ自然な表現に調整します。
添削:
“We are glad that you are interested in Japanese culture.”
「the Japanese culture」でも通じますが、ここでは「Japanese culture」と「the」を省略する方が一般的です。
次の問題に進みます。
問題:
「明日は一緒に観光地を見に行きましょう。」
英訳を入力してください。
このように、正当と言えるような回答に対してもよりよい表現を提案してくれますし、冠詞など日本人には難しいところも正確にコメントをしてくれます。
また、回答の質に応じて問題のレベルを調整するようになっているので、簡単すぎると感じる場合でも徐々に難しい問題になりますし、反対に正答できない問題が続いたら徐々に問題は簡単になります。
ビジネスや日常生活において、ご自身の遭遇する場面をテーマとして設定して、練習をしてみてください。