「従業員に一流企業並みの給与を渡したい」
「子どもが後を継ぎたいと思える会社にしたい」
これまで私が出会ってきた多くの経営者たちは、このような思いをもって経営に取り組んでいました。
しかし、それは簡単なことではありません。
私が専門にしてきた農業の世界では、とくに。
ほとんどの経営判断や業務を経営者自身が行っているから、一歩引いて考える余裕がない。
一歩引いて経営を考えようと思っても、どこからどのように手をつければよいのかわからない。
かといって、専門家やコンサルタントを雇う余裕はない。
これでは、経営がよくなる見通しは立ちません。
良質なコンサルティングを、小規模事業者にも手の届く金額で提供したい。
その思いをもとに設立した当社、合同会社一茎では、以下のような経営支援を行います。
まず、最初の数回のコンサルティングでは、お客さま自身に対価を決めていただきます。
100万円の価値があると感じたら100万円払っていただければいい。
価値がないと感じたら、無償でいい。
この過程で、お互いに納得できる支援のかたちを探ったうえで、価値を感じていただければ本契約を行います。
もし、その時点で問題が解決されていれば、無理に本契約へ進まなくて構いません。
経営相談や支援のかたちは、お客様によりさまざまです。
高いコンサルフィーの代わりに、当社が事業推進の一翼を担い、高い頻度で支援するのも一つのかたち。
コーチのように、迷ったときにだけ、進むべき道を選びとるヒントを提供するのも一つのかたち。
ただし、当社は、方針として、「当社が事業の中心となるような支援」は行いません。
いわゆる「伴走支援」にて、ときに経営者だけでなく従業員のみなさまともコミュニケーションをもちながら、ともに事業を推進します。
大切なのは、みなさまが、自身の力で目的地に到達できるような地図と装備を手に入れること。
当社の役割は、あくまで、その「地図」を描き、必要な装備を提案すること。
目的地がどこにあるのか。
そこに至るためにはどんな障害があるのか。
いまの持ち物でその障害を乗り越えられるのか、それとも新しい仲間や道具が必要なのか。
場合によっては、回り道をするべきなのか。
まずは、経営の悩みを相談してみてください。
どのように力になれるか、考え、提案します。
主な支援内容
当社が得意とするのは以下のような支援です。
経営分析
決算資料やヒアリングの結果をもとに、利益向上に向けた課題を分析し、改善のための処方箋を提供します。
とくに農業・製造業での分析を得意としています。
経営を評価する過程では、原価計算や損益分岐点分析を実施します。
自身が販売している商品1つが、いくらの利益をもたらしているか、把握していますか?
これを知ることが、経営改善の第一歩。
これさえ知れば、改善の道筋が半ば立ったも同然です。
データ管理ツール作成
生産面や財務面における改善のためのツールを提案・作成します。
経営規模にもよりますが、会計ソフトや業界専用のアプリケーション以外の経営管理システム導入は、あまりおすすめしていません。
費用が高額になり、また、自社でメンテナンスを行うことが不可能だからです。
当社代表も以前勤めていた企業でERPシステム(企業の経営資源を一元管理するシステム)の導入に携わったことがありますが、膨大な投資が必要となり、しかも、経営の自由度が下がってしまいました。
当社の支援では、Microsoft Officeやグーグルのサービスといった基本的なツールを使って、分かりやすく、更新も容易な仕組みづくりを行います。
これにより、システムに使われるのではなく、システムを使いこなし、経営の自由度を高めます。
目標設定
「あなたの経営の目的は何ですか?」
こう尋ねられて、あなたはすぐに答えられるでしょうか。
経営をするうえで、明確な目的と目標をもつことは、迷いを断ち切り、困難に全力で立ち向かい、楽しむための、最大の秘訣です。
ここ数年、日本でも、大企業の経営者や経営幹部がコーチをつける潮流がありますが、小規模な企業では、経営コンサルタントを雇うこともまれなのに、ましてコーチをつけようとはなかなかならないものです。
そこで当社は、「経営相談・経営支援による利益の改善」と「コーチング」を並行して進めていくことで、時間とお金という資源を極力有意義に活用いただけるようにします。
利益の追求だけでは、ゴールを見失ってしまう。
目的の設定だけでは、利益に結び付くかどうか不安。
この両方のバランスをとりながら、支援を行います。
輸出・国際化支援
詳しくはこちらをお読みください。
支援の方法
メール相談
対面での相談ではなく、思いついたときや疑問をもったときに、メールやLINE等でのメッセージにてやり取りを行います。
なお、より詳しい状況の確認が必要な場合や、込み入った説明が必要な場合、また、お客様ご自身がご希望の場合は、当社からの回答は電話にて行うことがあります。
- 思いついた疑問をできるだけ早く解消したい場合
- メッセージのやり取りに慣れていて、ウェブ会議や対面の支援よりもテキストでのコミュニケーションのほうが気楽な場合
- 安価にコンサルティングを受けたい場合
定期相談
「毎月第1週に90分間」「月に2回60分ずつ」といった形で打ち合わせの時間を設定し、その時間で経営の相談対応を行います。
その時間内であれば当社のノウハウや情報を自由に引き出していただけますし、経営ツールの提供を行いますが、基本的には当社は調査等の稼働を行いません。
その分、低コストでの相談が可能です。
- 大きな課題や問題はないが、日々のちょっとした困りごとをときどきまとめて質問したい場合
- 経営目標や経営課題がぼんやりとしているので、それらを時間をかけて明確にしていきたい場合
- 自社で経営改善に取り組みつつ、ときどき第三者からのアドバイスをもらいたい場合
スポット相談
定期的な相談の機会は設けず、課題や問題に応じて必要な回数・時間の相談対応を行います。
時間あたりの単価は定期相談よりやや高く設定させていただきます。
- 目の前に、解決したい明確な問題や課題がある場合
- 定期相談だけでは解決できない問題が生じた場合
事業推進支援
当社も事業推進に参画する、一般的なコンサルティングに近い経営支援です。
テーマと目標を設定し、その目標の達成に向けて、当社も主体の一部となって事業を推進していきます。
弊社の稼働が多くなる分、費用は大きくなりますが、その分、自社だけでは解決できない問題に取り組むことができます。
ただし、前述のとおり、当社が中心となって事業を推進するということは、方針として行っていません。
必ず、貴社のメンバーが事業推進の中心として参画してください。
それが、貴社の自律的な発展の糧になるはずです。
- 自社では解決が困難な問題に直面している場合
- やるべきことは明確だがそのための時間を捻出できない場合
レッスン/セミナー
「経営一般」「財務・会計」「経営分析」「マーケティング」など、お客様の関心が深い分野、学びたい分野について、講義を行います。
詳しくはこちらをご覧ください。
子どもが学校や塾に通うように、経営者や社会人として、個人や自社のスキルアップのために活用いただけます。
また、会社の垣根を超えて複数社で受けていただけば、互いの刺激となりますし、一人あたりの費用を抑えることができます。
なお、イベント等での単発の講義・講演もお受けできますが、経営についての理解を深め、実践していくためには、連続ものの講義を受けていただくことをお勧めします。
- 経営について学んだことがないので一通りのことを学びたい場合
- 自身や自社メンバーの啓発や中小企業診断士試験等の勉強を進めたい場合
進め方
- まずはこちらのフォームからお問い合わせください。
- 初回は30分から1時間程度のお打ち合わせを行い、お客様の課題のヒアリングと、弊社からの情報提供を行います(無償)。
- 実際の相談・支援に進む場合、最初の数回の料金は、各回の終了後にお客様に決めていただきます。
- 相談・支援を継続する場合には、お互いに納得できる、より具体的な条件を決めた契約を結びます。
なお、相談・支援は対面でもオンライン会議でも可能ですが、対面の場合は交通費を請求いたします。
料金
上記の通り、具体的な内容と金額は最初の数回のセッションを経てすり合わせさせていただきます。
対面での相談・支援の場合は、旅費の実費を請求します(交通手段・宿泊の予約前に概算の金額をお伝えし、お客様の承認をえたうえで予約を行います)。
なお、遠方で移動時間が長くなる場合は、拘束時間についても一定の金額(拘束時間の長短に応じて、3,000-5,000円/時間程度)を請求させていただきます。
具体的な条件はお打ち合わせの中で決めてまいります。