2024年5月– date –
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農業経営の財務を学ぶ次の一歩におすすめの参考書
財務管理を苦手とする農業経営者は多いと思いますが、逆に言えば、それが得意となるだけで他の農業経営者の一歩先を行くことができます。とくに新規参入者の方ほど、何かしら強みをもっておきたいものです。数字に強いということは、経営をする上で非常に... -
GPTsが無料ユーザーにも開放されたことで生成AI活用がさらに加速する
OpenAIが、ChatGPTのサービス更新をアナウンスしました。どのような内容かといえば、これまで有料サービス利用者(ChatGPT PLUSの登録者)だけがつくることのできたGPTsを無料でもつくれるようになったというものです。 https://twitter.com/OpenAI/status... -
農業参入に関心をもったら読む本
この記事をお読みということは、農業を始めることに関心をおもちかと思います。週末の趣味として農業をするのであれば作物の育て方を学べばよいですが、ビジネスとして取り組みたいなら、よい情報源にあたらなければなりません。しかし、農業に関心をもっ... -
農業経営の財務・会計を学ぶための最初の参考書
お金のことは税理士任せで、予算もつくっていない。所得・利益がいくらになるかは確定申告や決算が終わってはじめてわかる。 こうした農業経営者のかたはとても多いと思います。 お金のことを学びたいけれど、どこから手をつけたらいいかわからなくて億劫... -
農業経営でよくよく検討するべき主要な固定費
前回の記事で農業の変動費にはどのようなものがあるのか、その金額はおおよそどのくらいの大きさなのかを紹介しました。今回は農業の固定費の方を取り上げたいと思います。 変動費・固定費とは? 前提として、変動費と固定費がそれぞれどういうものかを理... -
「限界利益」や「損益分岐点」を知らないで経営判断はできない――コストを変動費と固定費に分けて考えることの意義
これまで変動費にはどのようなものがあるのか、その金額が平均的にどのくらいなのかといったことを書いてきました。そろそろ固定費のことも紹介しようと思いますが、その準備も兼ねて、そもそも変動費や固定費がどのようなものなのか、そのように分解する... -
農業の変動費の相場は? 売上高に占める割合を解説
前回、農業の変動費を面積・生産量・売上高のそれぞれに比例するものに分けて分析・シミュレーションするのがよいということを書きました。それでは、各変動費はどのくらいの水準になるのでしょうか。 ここでは、日本政策金融公庫が出している「農業経営動... -
農業の変動費は「面積比例」「生産量比例」「売上高比例」に分けて考える
固定費と変動費による経営の分析、いわゆる固変分析は、財務面の改善の方針を探る上での基本的な手法です。とはいえ、どのようなものが変動費で、どのようなものが固定費になるのかがわからなければ、分析の仕方を知っていたとしても実際の分析はできませ... -
オフィスへの投資は安さという武器を捨てること
立派なオフィスを持つことは、多くの経営者にとって憧れの一つです。お客さまから「素晴らしいオフィスですね」と言われ、その結果として仕事をもらえるような状態は、多くの経営者が目標にしています。 しかし、立派なオフィスを構えることが正しい選択か... -
輸出の入門としてクーリエを使ってみる
輸出の物流を手配するとき、もっとも一般的なのは、フォワーダーと呼ばれる業者に依頼するパターンだと思います。フォワーダーは飛行機や船舶などの輸送手段を検討し手配してくれるため、大量の商品を安く輸出したい場合には必須のパートナーです。 しかし... -
せっかく輸出に取り組むなら海外と直接やり取りすべし
海外に商品を輸出する際には、いくつかのバリエーションがあります。以下では、その概略を説明します。 まず、日本側で輸出商社を通すかどうかで大きく分かれます。輸出商社を通す場合は、商品が最終的に海外に行くとはいえ、あなたの仕事としては物を輸出... -
英語ができなくても輸出はできる:海外営業を始める勇気をもとう
経営コンサルタントとして活動していて、しかも過去に海外営業の実務経験があることを伝えると、多くの方から輸出に関する相談を受けます。その際、「英語ができないから輸出ができない」とため息をつく方が多いです。 確かに、英語ができることは輸出を進...