輸出・国際化支援

あなたの会社では、輸出や観光客への販売といった海外顧客への売上が会社の売上全体に占める割合は、何パーセントでしょうか?

鮮度が重要な商品や、輸出入が規制されているものであれば、輸出金額が小さくとも、あるいはゼロでも、仕方がないかもしれません。
しかし、輸出できる商品を取り扱っているのに輸出の売上がないようであれば、あなたの商品はまだまだ大きな可能性を秘めています。

考えてみてください。
日本の人口は1.25億人。世界の人口は80億人。世界全体を見れば、日本の60倍以上の人がいます。
日本の一人あたり名目GDPは世界34位(2023年)。
日本よりも経済的に強い国はたくさんあります。
輸出での売上が国内での売上の10倍あっても、何の不思議もありません。
もし輸出の売上がなければ、あなたは大きな機会損失をしているかもしれません。

それに、いま、安くて安全な国として、世界中から日本へ観光客が訪れています。
もしあなたが小売業や飲食業を営んでいるなら、街を歩く人のなかの外国人観光客の割合と、あなたの顧客に占める外国人観光客の割合を比べてみてください。
あなたのお店は、外国人観光客に選ばれていますか?

輸出は難しい。
外国人への対応は難しい。
そう思われるかもしれません。

私は以前、海外営業の仕事をしていました。
その経験からすると、実は、海外の顧客にものやサービスを売るということは、実はそんなに難しくありません。
海外営業の仕事を始めて驚いたことのひとつに、私のいた食料業界の輸出業者や輸入業者には、英語が得意な人があまりいない、ということがあります。
状況はおそらく、ほかの業界の輸出入でも、同じだと思います。

輸出入業者の担当者たちの多くは、片言の英語で何とかその場を凌いでいます。
そしてそれで、問題なく輸出入の業務が遂行されています。

商店や飲食業でもそうです。
外国人観光客が多く訪れるお店には、外国語で接客ができるスタッフがいることは多いでしょう。
しかし、外国語を話す人がいないのに、多くの外国人観光客が訪れ、楽しく食事をするお店もあります。

輸出や海外顧客の対応は、決して難しくありません。
必ずしも英語やその他の外国語を流暢に話せる必要もありません。

ただし、準備は必要です。
ちょっとした知識を蓄えて、仕組みをつくれば、あとは外国語ができなくても何とかなります。
それに、いまは生成AIの進化によって、言葉の面でのハードルも大きく下がりました。

当社は、輸出や海外顧客対応の仕組みづくりをお手伝いします。
当社が海外向けの営業をしたり、海外顧客の対応をするわけではありません。
それでは、あなたの会社の組織を強くすることにつながらないですし、当社の稼働が多くなる分、多くの代金をいただくことになってしまいます。

当社が行うのは、あなたの会社のメンバーが、自身の力で海外を相手にする手伝いをすること。
そのために、あなたの会社の強みを理解し、営業活動のためのツールをつくり、顧客があなたの商品を正確に理解できるようにします。
このすべてのプロセスを、あなたの会社のメンバーとともに行います。

いまある経営資源をよりよく活用するために。
そして、人と組織の成長のために。
一緒に、海外に目を向けてみませんか。

進め方

まずはフォームからお問い合わせください。
一度オンライン会議にてヒアリングをしたうえで、どのような支援ができるか提案いたします。
提案書をもとに、ご質問・ご要望の内容を反映したうえで、支援を申し込まれるかどうか判断いただければと思います。

ご依頼の内容により一概には言えませんが、期間の目安は以下の通りです。

  • 共通
    • 現状整理:2週間~2か月
    • 目標設定・方針決定:2週間~2か月
  • 海外営業支援
    • 顧客候補のリストアップ・アプローチ:3か月~6か月
    • 資料作成:1か月~3か月
    • 展示会出展:3か月~6か月
  • 輸出の体制整備
    • 輸出書類等整備:1か月
    • 物流業者選定・調整:1か月~3か月
    • マニュアル作成:2か月~6か月
    • 社内体制整備・人材育成:3か月~12か月
  • 海外顧客対応体制整備
    • 英語/フランス語商品案内作成:1か月~(商品数による)
    • マニュアル作成:3か月~6か月
    • 人材育成:3か月~12か月

なお、店舗の外国人観光客対応等については、現場での業務が多くなりますので、福井県内もしくはその近県でのご依頼に限らせていただきますこと、ご了承ください。

料金

支援の内容・頻度により変わりますので、まずはご相談ください。
ご相談は無料で承ります。

また、互いの納得の上で支援を進めるため、基本的には最初の数回はお客様自身に料金を決めていただき、正式に契約を結ぶ段階でその後の料金について合意を得るような形をとります。
なお、初期費用を抑えて成果報酬とすることもご相談に応じます。