GPTsが無料ユーザーにも開放されたことで生成AI活用がさらに加速する

OpenAIが、ChatGPTのサービス更新をアナウンスしました。
どのような内容かといえば、これまで有料サービス利用者(ChatGPT PLUSの登録者)だけがつくることのできたGPTsを無料でもつくれるようになったというものです。

少し前にGPTの新しいモデルGPT-4oがリリースされましたが、時間あたりの利用回数の制限がやや厳しいものの、こちらも無料で使用できるようになっています。
GPTsは、無料ユーザーでもGPT-4oのエンジンにて機能するそうです。

GPT-4は引き続き有料ユーザーのみが使用できますが、GPT-4にくらべてGPT-4oのほうがはるかにレスポンスが早いため、有料ユーザーの多くはいまやGPT-4oを使っていると思います(私もそうです)。
これにより、有料ユーザーと無料ユーザーの利用できるサービスの質の違いは大幅に小さくなりました。

GPTsとGPT-4oが無料で開放されたことにより、ChatGPTの活用がさらに進んでいくと思います。
これまでGPT-3.5では満足な回答が得られないと、課金することなくChatGPTの使用をしなかった人々も、GPT-4oとGPTsを試してみると考えを変えるかもしれません。
日本ではまだChatGPTを活用している人の割合が少ないですが、今回のサービス変更によって、これまで活用していなかった人々の参入が加速するはずです。
ChatGPTやその他の生成AIを使いこなすことが、周囲に差をつけるためのスキルというよりは、ビジネスパースンにとっての必須のスキルになるときが近づいています。

GPTsをつくれると、日々の業務の効率化が加速します。
私自身も10以上のGPTsを作成して日々活用しています。
たとえば、音声入力した文章をブログ用に整えてもらったり、歴史上の人物に擬して意見をもらったり、プレゼンテーション資料用のアイコンを生成してもらったり、自宅にある食材を使った簡単レシピを提案してもらったり…といった具合です。

一度ぜひ試してみてください。

シェアはご自由に
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!