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経営ってそもそも何をすること?――岩尾俊兵『世界は経営でできている』
最近、岩尾俊兵氏の『世界は経営でできている』という本を読みました。著者の岩尾俊兵氏は、今最も注目される若手経営学者の一人だと思います。 本書は、ビジネスに限らず人生にも経営を応用することで、人々の幸福に貢献しようとしています。軽妙な語り口... -
ChatGPTを活用して歴史に学ぶ――構造主義的分析GPT
歴史に学ぶために、具体的にどうする? 「歴史に学ぶ」ということは、よく言われます。私は大学院で科学史を研究していたので、歴史研究をすることの意義について考える場面がしばしばありましたが、この「歴史に学ぶ」というのは大変心強いメッセージでし... -
『覆面ビリオネア』に学ぶ、成功する事業者が一番最初にすること
ゴールを描いたら、そのゴールまでできるだけ短期間でたどりつきたいものです。 たとえば試験を受けるのであれば一度で合格したいし、何かしらの役職につきたいなら次の機会をものにしたい。事業を立ち上げるとき、あるいは改善するときも、できるだけ早く... -
ChatGPTは学習の機会均等に貢献する救世主――ただし、活用しようとするならば
最近参加したある会合で、経営コンサルタントにとってChatGPTは脅威だという議論がなされました。たとえば、補助金の申請のようにフォーマットが決まっていて、求められるアウトプットがはっきりしている分野は、ChatGPTの得意領域であるため、コンサルタ... -
ChatGPTを使いこなすための文章作成能力をChatGPTを使って学ぶ
ChatGPTの文章作成能力は? 私は毎日のようにChatGPTを使用しています。以前も書いたことがありますが、この文章も音声入力した、句読点のない、漢字変換の間違いもあるような文章をChatGPTに入力し、きれいな表記に変換してもらっています。 一般に、Chat... -
失敗から立ち上がり、失敗から学ぶ――ブラジルに行かねばならないのにビザを取り忘れたら
前々回、前回と、失敗から学ぶことの重要性について『Right Kind of Wrong』というベストセラーを紹介しつつ書いてきました。今回は少し軽めの話題として、私自身の失敗の事例を紹介したいと思います。 これは、本来なら避けるべき単純な失敗であり、しか... -
成長する組織になっているか?――『Right Kind of Wrong』が提案するセルフチェック
前回に続き、Amy Edmondsonの『Right Kind of Wrong』の内容を少し紹介します。今回紹介するのは、組織が成長する状態になっているかどうかを経営者や管理者がセルフチェックするための質問です。最近部下から報告を受けた内容を思い出してください。それ... -
どんな失敗でもよいわけではない――『Right Kind of Wrong』に学ぶ失敗の分類
「失敗から学ぶ」ということはよく言われますし、実際に、成長のためには極めて大事なことです。成長のためには挑戦が必須で、挑戦するからには失敗は必ず起こります。失敗からいかに学ぶかによって、成功の確率が大きく変わります。 ところで、「失敗から... -
感情がなければ判断はできない――正しい判断をするために「感情」をうまく使うこと
最近、事業承継についての相談を受けることが多くなってきました。日々の生活の中でも、ビジネスでも、無数の判断の場面があります。その中でも、事業承継というのはとりわけ大きな判断です。事業を承継する相手の候補が一人しかいなければあまり迷うこと... -
改善の見込み金額をざっくりと見積もっておけば迷いを減らせる
本を読んだり人から話を聞いたりして、設備投資や新しい仕組みの導入に魅力を感じることはよくあります。行動力のある人はよいと思える情報があれば片っ端から試していくでしょうし、慎重な人はその取り組みにどのようなメリットがあるのかを考えて、結局... -
バランストスコアカード――事業の全体像を漏れなく発想・分析するフレームワーク
バランストスコアカードとは? 最近、事業者に対して技術指導をする公務員のかたがたを相手に、経営指導の研修をしました。「技術指導だけでは必ずしも経営がよくなるとは限らないので、経営全般についても理解・評価ができるようになろう」という目標のも... -
中級者以上向けの英語発音特訓法――toPhoneticsを使って音声記号を読む
英語発音学習に役立つtoPhonetics 前回の記事では、音声記号に書き換えた英文を読むことで正しい発音ができるかどうかをチェックし、正しい英語の発音を理解することができるということを書きました。そのためのツールとして、私は「toPhonetics」というサ...